限りない暴走のままに 〜ご挨拶に代えて〜
第五話「ソフトをつかおう」
うんそうだね。どっちから使う?
「とりあえず、体験版から。・・・ふぉおさんお願い」
・・・・・・・・少しは自分でインストール方法を覚えようって気にはならないかな。
「なんない」
ああ・・・・そおですか・・・・・・・。
で、やっぱし、トップページだよね?作るとすれば。
「うい」
なら、練習として適当に作るよ。
「うい」
その間、体験版の本ちゃんと読んでてよ?
「うい」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(^^#)
「はい。ちゃんとやります読みます〜だから適当でいいから作って下さい〜」
しかし、適当も何も、トップページのレイアウトをまるで決めていないことに、いまだ気づかぬ二人。
「できたー?」
・・・・・・・ものすごく少しね。
「・・・・・・・・少しって言うより・・・・・・壁紙とタイトルだけじゃん。これ」
うるさいなー。説明書見ないでここまでなんとかしたんだよ。これでも。
「えらいえらい。でさ、これもう少し・・・・・・・・・・・・あれ?」
どーしたの?
「何もできないじゃん。これ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ああ。
「なにかしたん?」
にゃ。これ、起動させて30分たったら保存以外できなくなるって。どこかに書いてあったでしょ?
「・・・・・・なんで、本読んでたあたしより、ふぉおさんの方が詳しいのか気になるけど、でも、なにそれ?」
体験版だからねぇ・・・・・。画像が少ないのは素材集でフォローできるし、起動させ直せばまた30分使えるよ?
「却下」
はい?
「そんな面倒なことやってられるか。とっとと捨ててやる」
・・・・・・・・・・・・って、いきなりごみ箱に捨てて・・・・ああ・・・・ごみ箱も空に・・・・・。
かくて、30分は無駄に終わった(涙)
ようやく、ページ作りが出来ると思いきや、いきなりすっころんだ二人。本当にだいじょうぶか?