なりゆきまかせの旅行人

(5/4〜5/7 in 大阪)


5/5 世界で一番熱い場所(中)

「ここ・・・・どこ?」
ホテルの最寄り駅より徒歩五分。
熊野とふぉおは、皆様のご期待どうり、迷っていた。
まあ、方向音痴の熊野と、思考能力判断力低下中のふぉおがタッグ組んで、迷うなというのは無理である。
とりあえず、もう一度駅まで戻りわかりにくい地図を見ながら何とか到着。まるで逆方向に歩いていてたのはよくある話。
・・・・・・・どうでもいいけど、このホテルのまわりって、怪しいホテルばかりなのは、どういった事でしょう?

ともかく、チェックイン。部屋番号は1414。非常にわかりやすい。
てろてろと部屋に入り、ごそごそと支度。へろへろと部屋を出る。
フロントにカギを預けると
「チェックアウトでございますか?」
「・・・・今チェックインしたばかりなんですけど・・・・・」
チェックインして、10分足らず。
もう、出て行けというのか????
まあ、時間的にはそういう時間帯なんですが。
「・・・・失礼いたしました。気をつけていってらっしゃいませ」
はい、いってきます。

ホテルを出て約三十分後、熊野とふぉおはTさん、Nさんとの待ち合わせ場所にきていた。
あたりを見渡しても二人らしき姿はない。
「TさんとNさんってどんな服装?」
昨夜、直接話をした熊野に問う。
「んとねー、Tさんが上下黒い服で、Nさんが上が白で下は、はいてないってー」
禁煙家のTさんに会ったらタバコが吸えないというので、狂ったようにタバコを吸いながら、熊野。
どうでもいいですけど、私も禁煙家なんですけどね?熊野さん。

「ほー・・・・・若い子は大胆でいいやねー」
「だから、もしかしたら捕まってるかもしれない」
「え?じゃあ、あそこの交番見張ってた方がいい?」
目の前には交番。Nさんが補導されれば、すぐに分かる。
などと、そんなどうでもいい話をしていると(TさんNさん、すまないねぇ。私たちはそういうことをいってたのですよ)ふいに、熊野の携帯が音痴な「夜空ノムコウ」を奏でる。同時にふぉおは白い服を着た携帯をかけてるお嬢さんを発見!!!
きっとあれがNさんに違いない。
ふぉおの正義の勘がそう告げている!!!
実際そうだったけれど。
ちなみに、黒いズボンをはいてました。

「はじめましてー」
とりあえず、それぞれ自己紹介。
「あああ!!!!ほんとだ!!!!さくらさん髪赤いっ!!!ふぉおさん、緑っ!!」
「そうっ!!この日のために染めたの」
もちろん、赤は某魔竜王の髪の色だし、緑は某古代竜の髪の色。・・・・・・とはいっても、熊野の赤は、どちらかといえばピンクだし、ふぉおの緑はモスグリーンだったりするのだけれど。
それでも、本人達が満足していれば・・・・・していたのか???あの色で。

ともかく、あとはMさんと合流するだけなのである。

 

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