なりゆきまかせの旅行人
(5/4〜5/7 in 大阪)
5/5 世界で一番熱い場所(横行闊歩編)
「・・・・・・・相変わらず、多いね」
やはり、封神演義のスペースは広かった。
「・・・・・・・・・・・●仲と姐■ってあると思います?」
なんでも、Mさんは、そのカップリングの本を頼まれているのだという。
「これだけスペースがあるんだから、あるんじゃないですか?」
カップリングのくみ合わせの数で勝てるのは、水滸伝か三国志ぐらいのもの。そういうカップリングがあってもおかしくはない。
とりあえず、ざーっとみて回る。
本当にいろんなカップリングが多い。ほんとに、あんたら仙人か?ということは、きっと考えてはいけないこと。
しかし・・・・・・・。
「・・・・見当たりませんね」
「ありそうなんですけどね〜」
ふぉおも、別の方に頼まれたものを探しながら、さらに探す。
どうでもいいけど、太公望の扱いって・・・・・・(汗)
そんなことを考えつつもサークルさんしらみつぶし。
が・・・・・・・・・・。
「・・・・・・・・・・・・ないですね・・・・・」
太公望とビーナスはあった。しかし・・・・・・・。
姐己と紂王という、基本のようでマイナー(すみません)なカップリングもあった。けれど・・・・・・・・・。
「ナタクもないの〜」
熊野はお黙りっ!
頼まれたものはないし、飛●と■化だってなかったんだから。←外道。
やっぱり、このカップリングは倫理的に問題あるもんなー(もっとも、それをいったらほとんどのカップリングも、すでに倫理的に問題あるけど)・・・・・・でも、ほのぼのとかさー・・・・ぶつぶつ。
はっ。今はそういう問題ではなくて。
「もう一度みてみます」
Mさん、再々チャレンジ。
「あ、そうしたら、私たちほかのところちょっと見てきます」
私たちの目的は、まだある(笑)
「とりあえず、30分後にここで待ち合わせということで」
「わかりました。じゃあ、30分後」
Mさんとわかれ、一路別館へ。
さーて・・・・・まっていてね、オスカー様、オリヴィエ様、クラヴィス様、ジュリアス様、セイラン様、ヴィクトール様、ルヴァ様、リュミエール様!!!!!(五十音順)
「なんでゼフェルがはいってないのよ!!!!」
「お子様には興味ないのっ」
「お子様って・・・・・・ほとんど年下・・・・・・」
「・・・・・・・・十代は相手にしないの」
「セイラン様って・・・・・・・」
「おだまりってば。セイラン様は『19歳(?)』だから、さば読んでるに違いないわ」
「・・・・・・・・・ふぉおしゃん、ほんとに病人?」
「ええもお、腎盂炎って感じで腰がむちゃくちゃ痛いわよ」
腎盂炎。腎臓が炎症を起こす症状。せきはでないものの、疲れのせいか、ふぉおの風邪の症状は、実はそこまで悪化していた。
「荷物も重いし」
「重いって・・・・・・ふぉおしゃん、何も買って・・・・うわ重い」
軽い気持ちでふぉおの背負っていたリュックを持ちあげ、驚く熊野。
「なに買ったの?」
「内緒」
実はミラージュ本(笑)
A4サイズで厚さ1.5cmのもの4冊。
風邪ひいてなくても重い(笑)+ふぉおの七つ道具。果たして何kgあったのやら。
「いつ買ったの?」
「ちょっと行方不明になったときにね」
壁際で広いスペース取っていたら買わないわけにもいくまい。
「だからね、もし、私がいきなり倒れたら本だけは隠してね?」
まあ、今回は、ほのぼのなので人様に見られてまずいようなものではないのだが。
「・・・・・・それはお互い様でしょ」
同人誌に限らず、いろいろマズイものを何とかしないうちは、死んでも死にきれないかも、私。
と、思った方。手を上げて。
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