《あらすじ》
TVスレイヤーズレギュラー獲得をかけて、各キャラが多くのパターンを演技し
自分を売り込むというL様主催の戦いが始まった。審査結果は、はてさて。
【FINAL】−審査結果発表
「うっらぁーッ!!!!動くなゼロスーッ!!!」
「そーいわれて動かない人がいたらお目にかかりたいですねー?」
−ドンッ!!!!!
光線とともに会場の1/3が吹き飛ぶ。当の本人はふわふわと宙を舞っている。
「乱暴な人ですねえー。ヴァルガーヴさん、魔法使えるじゃないですか、“あの日“は?」
「リナ=インバースに聞いた。それより納得できるか!このインチキ神官!」
「バカに評価されるほど頭に来ることはないな、ゼロス。なんとかならんのか?」
「確かにどうやってオファーするんでしょうね、これ。L様、どうします?」
「ゼルガディスさんの言う通りですッ公正な判断を!正義!愛!勇気!誠実!やる気!!」
「う…気…気分が…世の中にはどうしようもないときが…がはっ!!!!」
先ほどLからゼロスに渡された審査結果がモニターに映し出されている。
審査結果の封筒には「くえない奴!」と筆で書かれてあり、
ただいまリナがビリビリ破いている最中である。
−結果は。
*スレイヤーズ!レギュラー獲得者
鈴木その子、江頭2:50、ヴルグムン、ディルギア、ココリコ遠藤、明和電気、
マキバオー、レボレボ西川、ユースケサンタマリア、岡村靖幸(敬称略)
「全然参加してねー奴ばっかりじゃねーか!!!!!!」
「しかもよそのマンガまであります…」
鼻歌を歌っているL様。じろり、と全員の視線が集中する。
全員納得いかないらしい。当たり前である。
「L様。馬はともかく、アイドルはどうやってオファーします?」
「そういう問題かっ!ミーハーな魔族なんて許されるのか?」
「Lの決定は絶対ナノネー。マキバオーのものまねー。」
「…おい、L。」
ガルヴェイラを持ち出したヴァルガーヴはすでに戦闘態勢である。
「ちょっと坊や。Lとはなによ、呼び捨て?!10年早いよ、出直してきな。」
「オレはいいんだよ、あんたに反逆している設定なんだから…
ってそもそもお前が考えた設定だろーが!混沌の母!オイ!!」
「あ、そうか。いいのか。アハハーン、すっかり忘れてた、なにせ人数多くてねェー」
「…マジか?バカ相手はやりづれーな、クソ。」
「史上最強の天然です。う、ウソですよ、僕調子に乗ってましたL様ーっ!!!!」
「つらいな、中間管理職。同情するぜ。」
突然、モニターにキャナルの映像が割り込んできた。
「どうしたの、キャナルー?審査は終わったわよ、クラゲ相手にお疲れね。」
「ロードオブナイトメア。そのクラゲなんですけど、」
ぱっ、と映像が再び変わる。ケインがガウリィに人質にされていた。
「くっ…ケインがどうなってもいいのかーッ!!!!!!!」
「俺は関係ねーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!」
「ウフ。私もお手伝いいたしますわ、ガウリィ様…」
「シルフィールっ?!ちょっとガウリィ!どーいうつもりよッあたしをさしおいて!」
「わわわお前は来るなリナ!お前が来るとややこしく…!!!!」
ブツ。と映像がそこで途絶えた。一方口喧嘩はさらに激しくなった。
「僕のせいでは…それよりフィリアさんに舌いれたんですかァ?どうなんです???」
「舌?ああ入れたさ。いい夢見たさ。うらやましいか?ザマーミロ。」
「きゃああああああああああああ!!!!!!」
「あ、倒れちゃったフィリアーフィリアってバ。」
「オイ!話がずれてるぞ、コイツの相手はまともにするなっ!お題はレギュラーだ!」
「やっぱり地道に活動したほうがいいですよ。ライブでの下積みは将来役に…」
「俺達はバンドか!?」
「じゃリナさんはボーカルですね、オリコン10位以内でしょう〜いつも?」
「誰の話だ誰の!アメリア!!」
「−すべて冗談です。話を戻しましょう。みなさんずれてます」
ふう、とため息をつくゼロス。
「諸悪の根元がよくいうよな…」
「−そういえば。L様ってレギュラーってわけじゃないんですよね?」
「若葉マークには違いないわネ。・・・・・・・はっ!!!!????」
全員L様につめよって、指を差して叫んだ。
「お前も参加しろL!!!!!!」
「−いいわよ。」
意外にもあっさりとL様は引き受けた。
「え、L様????」
「一度レギュラーやってみたかったのよねースコップ持ってさーピカチューと旅してー」
「言いにくいんですがそれ違うマンガです…大体L様が参加しちゃったら、
一体誰が判定するんですかっ!?…ちょっと。L様????!!!!
ちょっとーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」
そんなわけで判定はあなたに任せます、ということで。
〜The End〜
*あとがき
3000ヒットおめでとう管理人さま。掲載&読んでくれて多謝(^-^)
L様混沌の母だから何でもアリなのかなと思って書いたらエライ明るくなってしまった;
ゼロス・ガウリィは周囲がいつ発狂するかというギリギリラインを目指しました(笑)
ヴァルフィリの舌入れたかどーか小説は次回お楽しみにー!(オイオイ;)