なりゆきまかせの旅行人

(5/4〜5/7 in 大阪)


5/5 世界で一番熱い場所(上)

AM4:30。
モーニングコールで起こされる。
まだ、床の中でごそごそとしている熊野をほうっておき、何とか起きるふぉお。
妙に体がだるい。
そして、そこに至って、ようやく気づいた。
・・・・・・・・・・風邪ひいてる。
そうなのである。
要するに、昨夜、目眩がしたのも、食欲がなかったのも、体温が高かったのも、小説がかけなかったのも、みんな熱のせいなのである。
めったに熱なぞ出さないものだから、自覚するまでに時間がかかってるあたりなんとも。
幸か不幸か、さすがに体温計は持ってきてなかったので、体温は測らなかったものの・・・・・・・・まあ、×年前は40度の熱でも学校で遊んでいたのだから、死にやしまいと、TVをつけ、支度をする。

しかし、あれですね。
寝起きでぼんやりした頭+熱にやられてる思考能力に、テレフォンショッピングの番組はきついですよ、奥さん。
まんまと暗示にかかります、あれ。
マッサージ器と万能定規が売り物でしたが、欲しかったです、本気で(笑)・・・いや、まあ、万能定規はなぜか最近、家に発生したんですけどね・・・・・魔法の下じきはともかく、ピッチマンは使いづらい・・・。
閑話休題

「私、風邪ひいたかも」
番組は変わり、某科学忍者隊をぼんやりと眺めながら、ふぉお衝撃の告白。
「熱あるみたい」
「・・・・・・・え?」
動きが止まる熊野。
「・・・・・・・・だいじょーぶなの?」
「だいじょーぶじゃなくても、いく。・・・・ふ・・・ふふふ・・・・Tさん、Nさん、Mさんが私を待っている〜〜〜・・・・」
「・・・・・・薬、フロントにいえばもらえると思うけど・・・・」
「いい・・・・・空港に薬局あるとおもうから」
ふぉおは、即効性のある液体風薬が飲みたかった。

ともかく、支度を終えて、バスの集合時間になったため部屋を出る。
TVではミミズクのリュウが絶体絶命のピンチに陥っていたが・・・・あの後どうなったんだろう・・・・。

さすがに早朝のため、道もこんでいないので、スムーズに空港へ到着。
降りる場所をまちがえて、結局空港の端から端まで歩いたのはお約束。ということで。
それでも無事に搭乗チケットを受け取り、ふぉおは薬局探しの旅へ。
羽田空港に薬局はわかりにくいところにある。カウンターのおねーさんがそういうのだから、間違いない。もう少し何とかしてもらえないだろうか????
意識がすっ飛ぶ寸前に、何とか風薬をGET!!!!速やかに飲用する。
うえええ・・・・・・まづい・・・・・・・。
しかし、病は気から。とはよく言ったもので、薬を飲んだせいで、少し楽になった気がする(単純)
そのまま搭乗手続きへ。
荷物が見事に金属探知器にひっかかったものの、何の問題もなく、搭乗、出発。
途中、ハイジャック犯にも会わず、機長も急病になったりせず、無事、大阪空港へ到着。
後はホテルに向かうだけである。

 

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