限りない暴走のままに 〜ご挨拶に代えて〜
第十話「病院へ行こう」
・・・・は?
私たちの使ってるHPって言葉、ホスピタルのことだっけ?
「ちゃうよん」
・・・・なにゆえ病院?
「ネットできない」
はい?
「サーバーにつながんない」
・・・・・・・・・・・また?
だから、プロバイダー変えろってあれほど・・・・・・・。
「つながるんだけど、ほとんどの確率でひとん家の電話にかかるんだよね」
・・・・・・・・・・・(汗)
「でも、マイクないからあやまれないし」
運悪くつながってしまったお宅に、心より謝罪いたします。
ご迷惑をかけ、本当に申し訳ございませんでした。
「設定は間違ってない。電話屋さんにも見てもらったけど、おかしいところはない」
・・・ってことは、原因はハードディスク?
「かもしれないから、パソコンの病院に連れてく。つきあって」
そうだね。なにしろ初期不良で、買って3日目でリカバリーかけた曰く付きのハードディスクだしね。
見てもらった方がいいかも。
「入院かな」
かもしれないね。・・・・・って・・・・・あれ?
「そうするとホムペ作れないね」
をい・・・・・・。
「せっかく、トップページは作れたのにね・・・・・」
・・・・・そうだけど・・・・・・・・ねぇ・・・・・。
「ぢゃ、後は任せた!!!!」
こらまて。
私一人で各ページ作るの?
「あたしが通い妻してもいいけど、ふぉおさんの部屋定員一名でしょ?」
・・・・・・・・・・・・・。
「そんなわけで、正式プレオープンの9月1日目指してがんばってね♪」
とかいいつつも、ハードディスクを見てもらったが、異常なしということで、その日のうちに帰される。
「でも、つながんないじゃん」
そうだね。
「ふぉおさんのせいだ」
なに・・・いきなり。
「ふぉおさんが怪しい電波発してるから」
だから、どうしてそうなるかな。
「だって、うちもそうだし、Sさんちのメーラーも調子おかしくしたし・・・・・」
私のせいかい?
「ちがうの?」
違う。
・・・・・いいよ。別に、私の方からいろいろやっておいても。
「あら、ふぉおさんったら、突然聞き分けの言い人になっちゃって」
そ・の・か・わ・り!!!
さくらんの恥ずかしい小説も送っちゃうからね。
「え?」
だいじょぶだいじょぶ。誰もわからないって・・・・・あ、でも、お世話になってるSさんに教えちゃおうかな。
「やーめーてー・・・・・」
あ。Bさんにもお世話になってるし・・・・・・・。
「おーねーーがーいーーーーーそれだけはーーー(泣)」
ついでだからMさんにも・・・・・・。
「いーやーーーーーーーーーー」
・・・・・・どうでもいいから、そういう事は各部屋を作って転送出来るようにしてからにしろ。
迫り来る正式プレオープンの日、果たして、この二人になんとかなるのであろうか?
それより、この話、いつ終わる????