なりゆきまかせの旅行人

(5/4〜5/7 in 大阪)


5/5 世界で一番熱い場所(下)

「お腹すいたー・・・・」
あとはMさんと合流するだけなのだが・・・・・不意につぶやく熊野。
そーいやー熊野とふぉおは朝から何も食べていない。
本調子ではないふぉおはともかく、健康体の熊野にはきつかろう。
Tさん、Nさんがいなければ、暴れていたに違いない。・・・・・というか、まってる間、よく暴れなかったものだ。
「なにか食べますか?」
心やさしいTさん、Nさんが、あちこち探してくれるが、すぐに食べれそうなところは見当たらない。
仕方なく、待ち合わせ場所にいこうと切符を買っているところへ「スパイ大作戦」が怪しく鳴り響く。・・・ふぉおの携帯である。
この時間にふぉおの携帯へかけてくるくる人物といえば、たった一人。
そう、Mさんである。
待ち合わせ場所。とはいっているが、実はこの時点でMさんは待ち合わせ場所がどこなのか知らなかったりする。・・・・・・なんせ、決まったのは昨夜だったもので・・・。
とりあえず、新大阪についたら電話してくれるようにお願いをしていただけ。

「もしもしっ!!」
すでに軽い興奮状態のふぉお。
「もしもし?はじめましてMです」
礼儀正しい穏やかな声。
「こちらこそはじめまして!!!!」
「えーと・・・・駅に着いたんですが・・・」
「あ、じゃあ、そうしましたら・・・・・」
ふぉおは聞きやすいといいなと思うぐらいの早口で待ち合わせ場所の説明をする。・・・・・・・おそらくはMさんのテレフォンカードの度数がガシガシへっていくのが分かるから・・・。
「わかりました」
そういって、伝えた事を繰り返すMさん。
ここらへん、うっかりもののふぉおには真似できません。
「そうです、そこら辺にいる怪しい4人組みが私たちです」
とうぜん、Tさん、Nさんもお仲間♪♪
「分かりました。今から向かいますので」
「よろしくどうぞです」
そして、速やかに目的地へ向かう一行だった。

電車の中でたわいもない事を話ながらも、気が付けば待ち合わせの駅に。
そこで、熊野と付き合いでふぉおが、食料を求め彷徨が、やはりどこにも見当たらず。熊野エネルギー切れまじか。
元気でテンションが高い、お嬢さん二人とエネルギー切れと風邪でやけにテンションの低い年寄り二人というMさんにいった通り怪しい4人組。
奇妙な盛り上がりをしていると、そこへ戸惑っているような、でもそれでもちかずいてくる、小柄な女性。
一同、瞬時にしてその女性の正体(笑)を悟る。
「はじめまして!!!!!」
「こんにちわ!!!!!」
「お待ちしていました!!!!」
「きゃあああああああ!!!!」
大歓迎する4人。
しかし、される方はたまったたものじゃない。
「すいません、ごめんなさい誰が誰だか・・・」
ごもっともである。
改めて自己紹介をする。
「よろしくお願いいたします」
全員がそろったところで、いざ、インテックス大阪へ!!!!

 

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